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  • 執筆者の写真MATSURICA

MATSURICAの原画の話

MATSURICAはデジタルペインティングを主にやっていますが

時々、アクリル(水彩・パステル等も使います)をやります。

いくつかの作品が、手放すことができず、

家に飾ってあります。(一部倉庫にも)

この作品たちを、どうしたらいいものかと考えるのですが、

買い手がついたとたん、もう2度と会えない、と思うと

なかなか売りに出す、ということができません。


なぜ売りにだせないのか、突き詰めてみると

もう2度とその絵を描くことができないから、に尽きる。

絵に対して、重すぎるほどの気持ちがあるために

その時と同じ状況・気持ちにはもう2度となれないから・・


私は実は、そのストーリーに入り込みすぎて

涙を流しながら制作することがあります。(照)

側からみるとかなり異様でしょうが

それくらいのリアリティを持ったストーリーを

脳内で展開させながら描くことが多いです。

そしてそこまでの展開ができた作品は、良作となることが多く

それが原画の場合は、売りに出せない。。。という。。。

プロ意識の欠如

と言われてしまえばそうでしょう。


でも、でもさ?

部屋を見回してみてくださいよ。

誰しも、「とっておきのお気に入り」が、一つや二つあると思います。

それが、もう2度と手に入らない材料で作られていて

さらに、自分が時間をかけて作ったものだとしたら・・。

それを、さあ、だれでも買って行ってください!

と、大手を振って言えますか?


なんて。

こんな話をしているのには訳があり。

そろそろそんな大切な作品も、お別れをしようか、

どうしようかと、迷っているからなんです。

もし、大切にしてくださる方がいましたら

メッセージください。

50万円ほどになりますが

それでもお家にお迎えしたいというかたがいましたら。

ライオンが子羊を抱いている絵
MATSURICAのアクリル画

from MATSURICA









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